状況
半年の間、立て続けにおひとりさまの叔母が亡くなり、相続人は相談者:Aさんと弟のBの二人でしたが、Bさんとは疎遠でどこにいるか分からない状況で、すでに半年が経過。何をどうしていいか分からない状態で、相続手続きの窓口としてスタートラインに相談。
解決策
問題の整理から。初めは相続税の申告が必要かどうか分からない状況でしたので、戸籍調査してABのみが相続人である事とBの所在調査、同時並行で叔母CDの財産調査。相続申告が必要であることが分かり、相続税申告期限まで3ヶ月の状況で、所在不明の弟Bと連絡を取り、遺産分割協議書に署名押印。
案件の概要
| 難易度 | ★★★★★(かなり難しい:自力では困難) |
| 主な財産 | 不動産、預金 |
| 解決期間 | 約6ヶ月 |
| 担当行政書士 | 横倉 肇(宅建士・行政書士) |
相続関係図

相続人:相談者A・弟B 計2名
ご相談のきっかけ
特殊な案件で、どこで対応してもらえるか分からず、インターネットで探しましたところ、候補の一つとしてスタートラインが上がり、実際にお会いして、経験数の多さや費用面も納得し、最後に担当の方との丁寧な対応を見て依頼することにしました。
解決までの流れ
ステップ1:相続人調査
相続人は2人。亡くなられた叔母CD・母・CDの両親の出生~死亡までの戸籍を取得。所在が分からない弟Bは戸籍の附票を取得し、所在を確認。
→所在が分からないBの所在を確認。
ステップ2:相続財産の調査
叔母CDの通帳はありましたが、それ以外に財産があるかどうかの確認のため、各金融機関に財産調査。すると手元になかった定期証券があることが発覚。
→その結果、相続税の申告が必要であることを確認。
ステップ3:疎遠な弟に連絡調整・遺産分割
このケースで一番大事なところになります。特に疎遠な相続人には。相続関係図と財産目録を弟Bに送付。連絡が来て相続するかしないかの意思確認、今後の流れについて案内します。
ステップ4:遺産分割協議証明書の送付と相続手続き
遺産分割(預金は折半・不動産は相談者A名義)が決まりましたら、相続人全員に遺産分割協議証明書を送付します。相続人の中には所在を教えたくない方もいることと、相続人の数が多いと一人一人に郵送でやり取りするのは大変なので一斉に送り、迅速に相続手続きが進められるよう対応しております。
相続関係の書類ができましたら、弊所にて預かり口座を活用し、各金融機関に相続手続き申請を行い、解約した預金を預かり口座に送金してもらいます。
ステップ5:相続登記(司法書士連携)
叔母CDが住んでいた家を売却したくない意向で、相談者Aさんの単独名義に変更。
ステップ6:相続税申告・納付(税理士連携)
税理士と連携して相続税申告期限内に相続税申告。相続税納付は預かり口座より、弊所にて代行して納付。
ステップ7:相続財産分配
ここも大事なところで失敗できません。相続人が最終的に受け取る金額を相続人全員に案内、確認が取れたところで各相続人指定の口座に預かり口座より送金して、無事完了となりました。
担当者からのコメント
財産調査の結果、相続税の申告が必要であることが分かり、期限内に申告するために優先すべきことを行い、無事に申告期限内に相続税申告と納付が完了できて良かったです。
相続手続きを行う中で、今回の事例のように短期間で相続が発生した後に相続人が亡くなられてしまうことがあります。親族からすれば葬儀埋葬や役所手続きで面倒な相続に時間を割くことは難しいと思われます。こうした時に相続手続き専門のスタートラインにご相談頂ければと思います。
担当行政書士:横倉 肇(宅建士・行政書士)
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